10 年後の理想の村の姿とそこで暮らす人々を描いた「おといねっぷ物語」
総合計画は地方自治体がさまざまな活動を行う上で基盤となる計画であり、長期的なまちづくりの方針や将来像、その実現の手段などを総合的、体系的に示すものです。
また、まちづくりは行政だけで進めていくものではなく、そのまちに関わる一般の方たちに広く知っていただき、まちが目指すビジョンを共有することが大切です。
第6期音威子府村総合計画では、ワークショップやアンケートを実施し、村民の意向調査を通じて、10 年後の理想の村の姿とそこで暮らす人々の様子を描き、その姿を実現するために自分たちができることをまとめていきました。
ひとり一冊の総合計画
ワークショップでは、音威子府村で暮らすたくさんの人に参加いただき、みんなで村の将来像について話し合っていきました。特に、未来の村を担う小学生や中学生には、村の好きなところを写真撮影してもらい、村の魅力について意見を出し合いました。
そうして策定した総合計画は、村民の皆さんとともに総合計画で掲げた目標「森とともに一人ひとりの匠が活躍する村」の実現のために、子どもから大人までご覧いただけるようなデザインにしました。
みんなの力をあわせてやってみよう!
総合計画策定に向けて実施された村民意向調査では、理想の村の姿の実現に向けて「村民同士の交流の場が欲しい」「自分の得意なこと・好きなことを生かして活躍できる場があるといい」などの意見が多く出されました。
村のこれからの 10 年をみんなで話し合い、自分たちに何ができるかを考えデザインしていく場が動き出そうとしています。
業務名:第6期音威子府村総合計画策定支援委託業務
URL:http://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/gyousei/keikaku/6th-general-plan.html