札幌市周辺の市町村には、ここ数年、多くの農産物直売所がつくられています。今年は、その直売所に注目しながら少しだけ回ってみました。
例えば、長沼町には、道の駅「マオイの丘公園」にある直売所など、大小合わせると20軒以上あるといわれています。(その数は、すごいスピードで増えているので、長沼町役場の方でも完全には把握しきれないそうです) また、江別市にもJA道央が運営する直売所をはじめ18箇所(軒)の直売所があります。
直売所を調べてみると、それは農業を中心とした地域産業おこしの重要な要素なのです。
直売所は、これまで直接消費者と接することがなかった農家の方々が、消費者と直接ふれあいニーズを知ることができ場なのです。そこから、どのような農産物が求めれているか知ることができるのです。ある意味地域の農産物のアンテナショップ的な要素もあります。
さらに、直接消費者とふれあうことで、農家の女性が、ニーズに対応するように農産物を活用して漬物や味噌などの加工品をつくり、販売しています。農産物の付加価値化の第一歩です。
一方で地元農産物を「食」というかたちで付加価値化を高めた農家レストランができています。
長沼町の「リストランテクレス」や「ハーベスト」といった農家レストランは、観光ガイドブックにも載っているようで、夏休みなどには多くの人が訪れています。
長沼町では、そこからグリーンツーリズムに発展しています。
直売所は、地域農業の付加価値化の重要な場といえるのではないでしょうか。
雪虫が見られるようになり、こうした直売所も、まもなく冬支度に入り、来年の春までお休みというところも多くなってきます。
地元野菜などを手に入れたい方は、お早めに直売所に。
直売所からのまちづくりをもう少し知りたい方は、「『地域開発』」2009.10 地域産業おこしと農産物「直売所」」をご覧ください。
(H.S)